主催者を代表してあいさつする推進協議会の田中会長
東奥日報紙に1年間掲載された「アジアからの誘客」などが収められた記念誌

 アジアからの教育旅行生や観光客が青森県内で農業体験するグリーンツーリズムを誘致するため、農家団体や青森中央学院大学などが2007年に設立した「アジアからの観光客誘致推進協議会」がこれまでの活動を記念誌にまとめた。19日、青森田中学園と同協議会が青森市の青森国際ホテルで出版を祝う会を開き、関係者約60人がアジアとの橋渡し役となった12年の歩みを振り返った。

 南部町の受け入れ農家で同協議会の田中久子会長は「初めて外国人客を受け入れた時は言葉も分からず戸惑うばかりだったが、今ではスムーズに受け入れられるようになった。将来のアジアを担う生徒と交流できることは、私たちの人生そのもの」とあいさつ。三村申吾知事、和嶋延寿県教育長らが祝辞を述べた。

 同協議会の07~18年度の受け入れ実績は、台湾を中心にタイ、中国などから計4041人。記念誌では、外国人が青森中央学院大の留学生のサポートを受けながら、農村に滞在して農作業や日本の文化を体験する様子や、受け入れ農家や元留学生のメッセージを紹介している。

 また、記念誌には同協議会事務局の中川一徹さんが東奥日報に17年4月から1年間連載した「アジアからの誘客」を全47回分掲載している。記念誌は700部作製で非売品。問い合わせは事務局の青森中央学院大(電話017-728-0131)へ。