むつ市川内町の原野にたたずむ内田近譬の墓と三浦さん

 青森県むつ市川内町の原野に墓が1基ぽつんと立っている。前面に「内田近譬(ちかさと)之墓」、右側面には「元會津之旧臣 姓藤原氏」と刻まれている。内田近譬は内田武八(ぶはち)の名で会津藩の機密文書の作成や伝達などをする密事頭取(みつじとうどり)として幕末に活躍した藩士だったことが、24日までに、むつ市の地域史研究家・三浦順一郎さん(70)の調査で分かった。戊辰戦争に敗れた会津藩は斗南藩として再興を許され、藩士が斗南(現むつ市など)に移住した。近譬は川内村(現むつ市川内町)に居住するが、斗南藩庁の役職には就かず、ひっそりと世を去った。

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