戦後に再開され、大勢の人たちが詰めかけた青森競馬場のスタンド(1949年6月)
競馬場のコース跡がそのまま道路となり、サーキットのようなカーブが続く青森市佃の住宅街
「昭和6年青森市勢一覧表(部分)」に見られる青森競馬場の図(青森市民図書館歴史資料室蔵)

 青森市佃の住宅街には、サーキットのようにカーブと直線が続く道がある。一帯は昭和初期、戦前から戦後にかけて数年間しか開催されなかった公営青森競馬場の跡地。住宅地図を広げると、楕円(だえん)形のコース跡がくっきりと浮かび上がり、かつてそこに競走馬が疾走したことを物語る。現在、往時をしのばせる構造物は残っておらず、その事実を知る住民は少なくなっている。

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