NIE活動の充実に向け、グループごとに意見交換した北海道・東北ブロック会議=14日、青森市

 北海道と東北六県のNIEアドバイザー・NIE推進協議会事務局長会議が14日、青森市の東奥日報社で開かれ、各道県のアドバイザーら28人がNIE活動の充実に向け意見交換した。

 北海道・東北ブロック会議として、日本新聞協会が開催。同協会NIEコーディネーターの関口修司さんが「全国学力・学習状況調査とNIE」をテーマに基調提言。新学習指導要領を反映し、国語は論理的な文章や実用的な文章の読解力が一層求められているとした上で「日常的に新聞を読んで自分の考えを発表する、NIEの取り組みが文章表現力を育む」と述べた。

 各推進協議会が取り組みを報告する中で「20代、30代の教員自身が新聞を購読していない」「実践指定校の期間が終わると、NIE活動から離れる」などの課題が多く指摘された。一方、福島では県教育委員会と共催したシンポジウムが好評で、教育に新聞を活用するNIE活動に理解が広がっているとした。

 青森県からはNIEアドバイザーの三浦博英・外ケ浜町蟹田中教諭らが参加。県内のアドバイザーは5人中4人が50代以上と年齢層が高く、小学校と高校は各1人にとどまっている現状などを課題に挙げた。

 意見交換は三つのグループに分かれ「教科横断的なNIE実践のために」などをテーマに討議。カリキュラム化を進めるなど、教育現場での推進策を探った。