■ 鶴田町/県最大の人造湖、鶴の舞橋人気 (2011年8月23日掲載)

夏の岩木山を湖面に映す津軽富士見湖。長さ日本一の三連太鼓橋「鶴の舞橋」は観光客に人気があります=鶴田町廻堰大沢
 

 鶴田町(つるたまち)は津軽(つがる)平野のほぼ真ん中にあり、農業が盛(さか)んな町です。町の西側にある大きなため池は、正式な名前は廻堰大溜池(まわりぜきおおためいけ)ですが、津軽富士見湖(つがるふじみこ)とも呼(よ)ばれています。津軽富士の別名を持つ岩木山の姿(すがた)を水面に映(うつ)すことで美しい名前が付けられました。

 江戸(えど)時代前期の1664年、当時の津軽藩主(はんしゅ)津軽信政(つがるのぶまさ)が行った西津軽地域(ちいき)の新田開発で、必要な水をためておく場所として作られました。周囲の長さは12キロメートルで、広さ281ヘクタール、1100万トンの貯水量を誇(ほこ)る県内最大の人造湖(じんぞうこ)です。鶴田町とつがる市、五所川原市の水田のうち約6500ヘクタールに水を供給(きょうきゅう)しています。

 2010年には、美しい景観と歴史があり、地域(ちいき)で親しまれているとして、農林水産省の「ため池100選」に選ばれました。

 周辺は鳥獣(ちょうじゅう)保護区(ほごく)に指定され、冬にはハクチョウやカモ、ガンなどの渡(わた)り鳥がやってきます。近くの水元中央小学校では、シジュウカラなどの小鳥のため、湖北側の「野鳥の森」に巣箱を設置(せっち)する活動を続けています。

 廻堰大溜池土地改良区と共同で湖を管理している西津軽土地改良区の秋元裕公(あきもとゆうこう)さんは「生態系(せいたいけい)を守るため、野鳥の森での植樹(しょくじゅ)や清掃(せいそう)活動もしています。環境(かんきょう)を守るためぜひ協力してください」と話しています。

 湖の西側にかかっている鶴(つる)の舞橋(まいはし)は全て青森ヒバで作られ、長さ300メートル。三連太鼓橋(さんれんたいこばし)では日本一の長さです。毎年8月の「つるたまつり」で花火大会の会場に使われるなど、多くの人の憩(いこ)いの場所になっています。


>>週刊JuniJuniトップページに戻る
これまでの記事
10/22 10:32 大間町/「マグロ解体ショー」観光客に人気
10/1 11:50 板柳町/加工品は海外でも高評価
9/10 13:26 東北町/シラウオ水揚げ量 日本一
8/20 13:10 南部町/果物がおいしいよ
7/23 13:14 黒石市/こけし専門資料館 全国からファン
7/2 15:19 佐井村/海沿い2キロ、絶景広がる
6/11 13:19 つがる市/相撲が盛んで強いよ
5/21 11:50 六ケ所村/ろっかぽっか人気だよ
4/23 12:55 五戸町/サッカーが盛ん J選手生む
4/2 14:13 風間浦村/アンコウ 村のシンボル
3/12 14:27 平川市/世界一の扇ねぷた 大迫力
2/19 9:49 横浜町/一面の菜の花見に来て
1/29 13:02 鯵ケ沢町/白八幡宮大祭にぎやか
1/8 11:57 田子町/真清田神社に伝説
12/11 13:52 六戸町/旧十和田観光電鉄線 廃止後もファンあつまる
11/20 13:10 大鰐町/国内外の主要スキー大会を開催
10/30 14:34 むつ市/縄文時代の遺跡があるよ
10/9 13:01 中泊町/給食に地元食材たっぷり
9/18 13:33 おいらせ町/祭りで小太鼓演奏するよ
8/28 12:50 青森市/三内丸山遺跡見に来て
8/7 13:17 階上町/「わっせ」遊びに来てね
7/17 13:02 野辺地町/柔らかく甘い葉付きコカブ
6/26 13:45 弘前市/弘前公園の桜きれいだよ
6/5 13:34 三沢市/航空科学館で飛行士気分
5/15 13:26 深浦町/太宰治の宿を文学館に
4/17 13:21 東通村/「幼小中一貫教育」がスタート
3/27 13:19 今別町/奥津軽の玄関へ広がる期待
3/6 13:13 新郷村/県内で最初に酪農行う
2/14 13:31 藤崎町/リンゴ「ふじ」のふるさと
1/24 13:38 七戸町/アピオスで元気もりもり
12/27 13:51 五所川原市/十三湖のシジミおいしいよ
12/6 13:42 平内町/養殖ホタテの生産日本一
11/15 13:59 三戸町/城山公園の歴史にふれて
10/25 14:15 田舎館村/田んぼアートは芸術作品
10/4 14:00 十和田市/現代美術館 新しい観光スポットに定着
9/13 12:33 外ケ浜町/厩石などゆかりの場たくさん
8/23 13:18 鶴田町/県最大の人造湖、鶴の舞橋人気
8/2 12:38 合掌土偶国の宝だよ 遺跡訪れ、縄文文化学ぼう
7/10 13:27 西目屋村/白神山地世界遺産だよ
6/19 12:40 蓬田村/桃太郎トマトおいしいよ
この10年間で大型公共施設の建設が続いた八戸市中心部。写真ははっち
36年ぶり自民系「分裂」 様子一変、八戸市長選
青森県がUIJターン促進を目指して発行しているパンフレットの数々。市町村などもさまざまな施策を打ち出して人口減の抑制に努めている
人口減、少しでも抑えたい…。今こそUターン推進・青森県民運…
藤田和弘社長
49歳抜てき社長、改革断行に奮闘 業績上向く八戸の水産加工…