ねぶた技法に挑戦 小中生が灯籠作り「紙張り、ろう描き難しい」

 青森ねぶた祭が開催されている青森市で3日、ねぶた制作の技法を使った灯籠作りの体験教室が開かれた。市内外の小中学生約30人が、ねぶた師・北村春一さん(38)に教わりながら、ねぶた制作の一端に触れた。

写真を拡大 真剣な表情で灯籠に色付けする子どもたち

 

 

 

 

 

 

 

 東奥日報文化財団の「こどもの文化事業助成」を受け、同市の「劇団青森どまんなか」(本間正子代表)が主催。同市浪館近野の食堂「津軽の味 食堂部」で開いた。
 参加者は針金で組まれた楕円(だえん)形の骨組みへの紙張りからスタートした。北村さんが「紙はつるつるした面を表面に」などとアドバイス。綿棒にろうを浸して下絵を描き塗料を塗ると、ろうで描いた部分だけが着色せず、絵が浮かび上がった。
 三内中学校1年の城戸花音(かのん)さん(12)は「紙張りが思い通りいかず、滑らかな丸にならなかった。色が付く所と付かない所を考えながら、ろうで下絵を描くのが難しく、本物のねぶたを作っている人はすごいと思った」と話していた。
 完成した灯籠は、同劇団の今秋の公演で展示する予定。