2011年に発覚したオリンパスの巨額損失隠しを巡り、監査法人の不十分な調査が会社に損害を生じさせたなどとして、東京都の個人株主が、あずさ監査法人に対し、約2112億円をオリンパスに賠償するよう求めて東京地裁に提訴していたことが20日、関係者への取材で分かった。第1回口頭弁論は26日。

 監査法人を相手取った株主代表訴訟は珍しい。過去には東芝不正会計問題で、株主が新日本監査法人(現EY新日本監査法人)を訴えた例がある。

 あずさは12年、監査態勢に不備があったとして金融庁に業務改善命令を受けている。提訴に「裁判を通じ適切に対応する」とコメントした。

(共同通信社)
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