環境省は11日、長野県の中央アルプスで1日にふ化が確認された絶滅危惧種ニホンライチョウの5羽のひなが、全て死んだ可能性があると明らかにした。生息地復活を目指す初の試みとして、中央アルプスに1羽だけ生息する雌にほかの個体の有精卵6個を温めさせて生まれた5羽だった。担当者は「悪天候による衰弱か天敵による捕食が考えられる。」と話した。

 環境省信越自然環境事務所(長野市)によると、11日午前10時45分ごろ、巣から約400メートル離れた中ア駒ケ岳の山頂の急斜面で雌親1羽を確認。通常ライチョウのひなはふ化後1カ月間は母親と行動するが、付近には1羽もいなかった。

(共同通信社)
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