新県句集第30集 454人の作品発表 県俳句懇話会

 県俳句懇話会(木村秋湖会長)は、「新青森県句集」第30集を刊行した。結社の枠を超えて454人が参加し、1人10句ずつ寄せている。

 

 

 

 

 

 参加者は2018年度発行の第29集より6人増加。年代不詳の127人を除き、50代以下は15人と前回に続き最少。句集への参加者を見る限り、県俳壇で高齢化が進んでいることを示している。
 作品のほか、19年版県俳句年鑑も掲載。第20回県俳句賞の選考経過と村田加寿子さん(八戸)の受賞作品「春を詠む」30句、県内主要俳句大会の結果、県内結社(61団体)の動向なども収録した。
 問い合わせは事務局の草野力丸さん(電話0173(74)3016)へ。

 掲載句の一部を紹介する。

・明けやらぬ空に弓張る寒の月  井手上省子

・春遠き里に住みなれ夢ゆたか  菊谷三鯵子

・傾きは思案のかたち春北斗    小泉靜子

・冴え冴えと星の瞬き滝凍る    上重佳子

・病癒え出れば天の川くっきりと  村松圭治

・斥候のすずめ蜂かも轟音す   山本こう女

・垣越しに続く会話の暖かし    類家直子