9月20日の「空の日」、20〜30日までの「空の旬間(じゅんかん)」に合わせて、青森市の青森空港で29日、イベントが行われ、たくさんの子どもや航空ファンが訪(おとず)れました。イベントでは、コックピット見学や、空港内バスツアー、滑走路(かっそうろ)点検(てんけん)見学、空港消防隊(しょうぼうたい)体験入隊、クイズラリーなどが行われ、参加者たちは飛行機の仕組みや、飛行場での仕事などについて学びました。
飛行機が動いていない早朝に行われたコックピットなどの見学には、たくさんの応募(おうぼ)の中から抽選(ちゅうせん)で選ばれた親子連れら約20人が参加しました。普段(ふだん)は入ることができない操縦席(そうじゅうせき)に座(すわ)って記念撮影(さつえい)をしたり、大きなタイヤやエンジンの隣(となり)に立って大きさを確(たし)かめたり、子どもたちは迫力(はくりょく)満点の機体に大喜びでした。
エンジンやタイヤなどについて飛行機整備士(せいびし)が説明すると、「どういう仕組みで動いているんですか?」「どうやって交換(こうかん)するんですか?」など、次々と質問(しつもん)が飛(と)び交(か)っていました。
車や飛行機など乗り物が大好きという青森市沖館(おきだて)小1年の神優翔(じんゆうと)くんは操縦席に座り、「本物だ! すごーい。ボタンやレバーがたくさん」とうれしそうに笑顔(えがお)を見せ、操縦士になりきっていました。