■ 東北町/シラウオ水揚げ量 日本一 (2013年9月10日掲載)

小川原湖で水揚げされたばかりのシラウオとワカサギを競り落とす仲買人ら
 

 東北町は2005年に東北町と上北町が合併(がっぺい)して誕生(たんじょう)した町です。上北地方のほぼ中央部に位置しています。全国で11番目に広い小川原湖(おがわらこ)は「小川原湖191番地」という番地を持っています。地元の住民からは「宝沼(たからぬま)」と呼(よ)ばれ、豊富(ほうふ)な魚介類(ぎょかいるい)がとれます。

 中でもシラウオとワカサギ、天然ウナギの水揚(みずあ)げ量は日本一を誇(ほこ)っています。ヤマトシジミも日本有数の産地で、ほかにもコイやフナなども生息しています。

 今年のシラウオとワカサギの秋漁が2日、始まりました。来年3月中旬(ちゅうじゅん)まで、漁師(りょうし)さんたちは早朝から沖(おき)に出て、引き網(あみ)漁に精(せい)を出します。高級魚のシラウオは1キロ2千円前後で取引され、主に首都圏(しゅとけん)や関西方面に出荷(しゅっか)されています。

 シラウオは本来、水揚げ後すぐに死んでしまうデリケートな魚ですが、同町の「活(かつ)シラウオ販売(はんばい)研究会」会長の蛯名正直(えびなまさなお)さん(63)が独自(どくじ)の研究で生かす技術(ぎじゅつ)を開発し、全国でも珍(めずら)しい活魚販売を行っています。蛯名さんが経営(けいえい)する飲食店では町内で唯一(ゆいいつ)、生きたままのシラウオを提供(ていきょう)しています。

 昨年は猛暑(もうしょ)の影響(えいきょう)などで水揚げ量が減(へ)りましたが、今年は水温が平年並(な)みのためシラウオが元気に泳ぎ回り、豊漁(ほうりょう)が期待されています。


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