書道団体「臨泉会」創設者の故佐々木泰南氏や弟子の細越玉蓮氏らから書を学んだ同会常任理事の高野彩雲さん(59)=八戸市出身。教えを後世につなごうと、東京都墨田区で25年にわたり書道教室を開く。

 書歴は50年。15歳のころに泰南氏から直接教えを得た。「文字を見ると書き手の人柄が分かる、書は人なり、と言われたもの。その教えが身に染みている」。教室では子どもから年配者まで熱心に指導しつつ、泰南氏の書を見て自ら研さんを積む日々を送っている。

 先日、都内で開かれた同会小品展に作品を出した。「書は臨書に始まり臨書に終わる、と基本を重んじた先生の姿が、自分の中に息づいている」