ディズニー/ピクサー映画『トイ・ストーリー4』(7月12日公開)ワールドプレミアに参加したキアヌ・リーブス(C)2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 米ロサンゼルス・ハリウッドのエル・キャピタン・シアターで現地時間11日(日本時間12日)、ディズニー/ピクサー映画『トイ・ストーリー4』のワールドプレミアが開催された。24年以上前から、主人公でカウボーイ人形のウッディを演じてきたトム・ハンクスと、本作で新たに「トイ・ストーリー」シリーズに仲間入りしたデューク・カブーン役のキアヌ・リーブスの2大スターがそろい、会場は熱気と歓声に包まれた。

【動画】『トイ・ストーリー4』日本版本予告

 ほかに、バズ役のティム・アレン、ボー・ピープ役のアニー・ポッツら声優陣のほか、ジョシュ・クーリー監督やプロデューサーのマーク・ニールセン、1作目から携わっている製作総指揮のアンドリュー・スタントンなど、『トイ・ストーリー』の新旧レジェンドが集結。

 会場となったエル・キャピタン・シアターは、1995年の『トイ・ストーリー』から本作まで、全作品のワールドプレミアが行われ、ピクサーにとって聖地のようなもの。『トイ・ストーリー4』で描かれるおもちゃの世界のように装飾され、キャラクターのウッディやバズ、ボー・ピープ、ジェシー、そして新しく登場する手作りおもちゃのフォーキーもレッドカーペットに登場して、イベントを盛り上げた。

 キアヌが姿を見せた時は、一際大きな歓声が巻き起こった。デューク・カブーンはカナダ出身のスタントマンのおもちゃで、過去に子どもから飽きられてしまい、自信を喪失しているキャラクター。しかし、バイクを愛し得意のポーズを繰り広げる姿はクスっと笑える憎めないおもちゃだ。キアヌと言えば、まるでアクションを撮影しているように身振り手振りを交えた“本気すぎるアフレコ”動画が公開され話題となったばかり。

 レッドカーペット上でもキアヌは、「『トイ・ストーリー』は僕にとって特別な作品だ。物語、キャラクターはどれも本当に面白く秀逸で感情に訴えかけてくる。たくさんのキャラクターがあり、物語があり、感情があり、キャラクターの願いであったり、おもちゃ同士またはおもちゃと子どもの繋がりを見たり、できるんだ。本作に関われたことが本当にうれしいよ」と大興奮。

 さらに「ピクサー・スタジオで監督たちに会ったとき、彼からとてつもないエネルギーを感じ取ることができた。デュークはとても素晴らしいキャラクターだよ」と思い入れたっぷり。世界中から愛されること間違いなしのキャラクターであることを熱弁した。さらに“良い人伝説”を持つキアヌは、サービス精神にあふれた神対応で、何百人ものファンを喜ばせていた。

 演じるトム・ハンクスが登場すると、会場の熱気は最高潮に。トムは長年愛され続ける「トイ・ストーリー」シリーズの魅力について「一番の魅力はおもちゃが経験する全てのことへの親しみやすさと、おもちゃが持つ感情だと思う。おもちゃの物語だけど彼らが経験することは、人間である私たちにも通じているものなんだ。僕たちはウッディたちの持ち主への愛情を見てうらやましさを感じずにはいられないよね」と熱い思いを告白。

 シリーズを通してウッディの声を演じ続けることについて「僕は毎回大きな責任を感じているよ。『トイ・ストーリー』は数年制作に費やしている間に物語が変わっていく。だから僕たちがスタジオに入る時は毎回、変更点や新しいことが湧き上がってくるんだ。僕が愛するウッディの声を演じることは、ウッディたちが経験する全てのことへの解釈にも関わってくる程、とても大切なんだよ」とウッディを演じることのプレッシャーも語っていた。

 さらに、『インサイド・ヘッド』(2015年)で監督のピート・ドクター等と共に脚本を担当しアカデミー賞にもノミネートされたジョシュ・クーリー監督は「僕もみんなと同じように3作目が大好きだし、最高の形のラストだった。でもウッディがボニーの手に渡り、これからどうなってしまうんだろうか?と思ったら、いろんなアイデアが湧いてきたんだよ。“終わりはいつだって新しい始まり”だと思うし、『トイ・ストーリー4』と呼ぶにふさわしいクオリティの映画ができたと思う」と、ファンの期待に応える自信に満ちあふれていた。

 『トイ・ストーリー4』は全米で6月21日、日本で7月12日より公開される。