大切にしていたのに、大事なおもちゃが壊(こわ)れてしまった…そんな経験(けいけん)、みんなにもありませんか? 青森おもちゃ病院では、“おもちゃドクター”と呼(よ)ばれるおもちゃ修理(しゅうり)の先生たちが、音が出なくなったり、動かなくなってしまったおもちゃを直してくれます。
今月14日、青森市のアピオ青森で行われた修理イベントでは、11人の頼(たよ)れるドクターたちが、たくさんのおもちゃを修理しました。
沖館(おきだて)小6年の加藤尚敬(かとうなおたか)くんは、いろいろな形に姿(すがた)を変えるロボットの修理をお願いしました。「もう直らないと思っていたけど、前に別のおもちゃの修理で来た時にそのことを話したら、今度持ってきてごらんと言われて、今回持ってきた」とにっこり。
弘前市から家族で訪(おとず)れた工藤陽向(くどうひむか)ちゃん(2)は、お気に入りの車のおもちゃ2台を修理に出しました。音や光が出ない、タイヤが外れてしまったなどの故障(こしょう)がありましたが、1台は完璧(かんぺき)に直り、もう1台は部品が足りないということで、“入院”しての修理となりました。陽向ちゃんは直ったおもちゃを手に「もう1台も早く直るといいな」とお母さんと話していました。
青森おもちゃ病院院長の中村鉄男(なかむらてつお)さんは、「みんなも、壊れてしまったおもちゃがあれば、ぜひおもちゃドクターに相談してみてね!」と笑顔(えがお)で話しました。