189歩
工事中のリンクを案内してくれた坂本館長=地図(1)

 新井田公園はテニスコートや多目的広場があり、年間を通じスポーツやレクリエーションを楽しめる。幼い頃スケート教室などでよく訪れた「テクノルアイスパーク八戸」に入ってみると、館長の坂本久直さん(53)が案内してくれた。リンクでは現在、フェンスボードの改修工事を行っていた。国際アイスホッケー連盟のルール改定に合わせた工事だそう。氷を張っていないリンクの上を初めて歩くと、滑りそうでドキドキ。

 スケート靴の貸し出しスペースでは、700足弱もあるという貸し靴の刃を研いだり、靴ひもを外したり。坂本館長は「料理と同じで、仕込みが大事。オフシーズンはやることがいっぱい」と明かした。

 982歩
焼きたてパンの店「カスタード」の種市さん=地図(2)

 雨がやむことを願いながら招運橋を渡る。運を招く橋…この後きっといいことが? さまざまな銅像が並ぶ「芸術ふれあいの道」を抜けると、目の前にパン屋「カスタード」が見えた。パン好きの筆者は、吸い込まれるように入店。

 この道35年というオーナー種市一三(かずみ)さん(67)がにこやかに迎えてくれた。館鼻岸壁の朝市でも評判の「オニオンブレッド」が人気だという。あすの朝食用にとすかさず購入。「いかにお客さんを満足させられるか」という師匠の教えを大切にしている種市さん。味はもちろん、きっと人柄にほれてお客さんが来るのだろうと感じた。帰り際「会社のみなさんでどうぞ」とたくさんの差し入れをくれた。

 2945歩
【写真上】ランチメニューの「キューバサンド」を手に笑顔を見せる「Private North」の山崎さん【同下】窓側の席からの眺め=ともに地図(3)

 雨が強くなってきた。雨宿りがてら、どこかでランチを-と空腹を抱え歩いているとカフェ「Private North(プライベート ノース)」を見つけた。おしゃれで居心地のいい店内。新井田川が見える窓側の席で「キューバサンド」をほおばる。サンドしてあるローストポークが絶品だ。ふと店内を見渡すと一角に釣りの道具が並んでいた。店を営む嶋脇充博さん(53)に尋ねると「元々はそっちがメインだった」と笑いながら教えてくれた。パートナーの山崎梨絵さん(41)との和やかなやりとりに、ほっこりして店を出る。

 4057歩
「移転からもうすぐ1年」と話す長根さん=地図(4)

 再び川を越え、新井田公園に。公園前にあるアイスホッケー用品専門店「HOCKEY SHOP NEEDA」の店内には関連の道具がずらり。長根繁人さん(33)は「一時ホッケー人口が減ったが、ブレイズができてから元に戻りつつあるのでは」

 明るい話題に、心なしか気持ちも軽くなり、散策を終えた。さて、おやつの時間は過ぎてしまいそうだが、会社のみんなに差し入れを届けよう。