二村さんが寄贈した棟方志功の油絵
1927年、東京・中野の松木のアトリエで撮影された写真。後列右が松木。左隣で松木に肩を抱かれているのが志功

 青森市出身の板画家・棟方志功(1903~75年)が、無名時代の30年4月、26歳の時に描いた油絵が今年3月、県立美術館に寄贈された。寄贈したのは、大阪府茨木市の二村允(ふたむら まこと)さん(90)。30年当時、志功は旧木造町(現つがる市)出身の画家松木満史の東京・中野の家に居候し、二村さん家族は路地を挟んだ隣に住んでいたため、「隣人のよしみ」で志功から作品を贈られたという。県立美術館の池田亨・美術企画課長は「志功の戦前の油絵は他にもあるが、数は多くない。所有者が当時の様子を知っていることも貴重だ」と話している。

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