東京・深川にある慧然寺(えねんじ)で、庫裡(くり)の建設工事をしている細越克憲さん(34)=八戸市=は、「大山建工」(五戸町)入社15年目。5月から若手社員15人と都内に住み込み、副棟梁(とうりょう)として工事に当たる。「反った屋根は初めてで大変でした」と振り返り、将来は「棟梁(中里政義氏)のように、人も木も、常に先を読んで動かせる大工になりたい」。

 八戸で待つ妻、小2の長男と離れた暮らしに「やっぱり寂しいですね」と苦笑い。使用木材の100%が県産材という庫裡の完成まで、残すところ1カ月。「すごい建物だと今になって実感する。あと少しですが気は抜けない」