県文化賞受賞者で、炭焼きの民謡歌手として知られる鯵ケ沢町の佐藤信夫さん(74)が2日、東京・新宿のホールでリサイタルを開き、約2時間にわたって津軽民謡や山唄などを披露。県出身者、首都圏の民謡ファンら約120人が詰め掛けた。

 若いころ、成田雲竹(津軽民謡の大家)と高橋竹山(津軽三味線奏者)から直接、歌の手ほどきを受けた思い出や、がんと闘いながら気力で舞台を務めていることなど、濃厚な津軽弁でのトークも会場を沸かせた。「日本武道館のような大きい会場で歌ったこともあるが、今回は仲間の応援もあり気持ちよく歌えました」