「これ見てください。面白いでしょう」。東京・蒲田で広告・放送会社を営む福嶋次郎さん(39)=むつ市出身=が、恐山や仏ケ浦で自ら撮影した360度パノラマ動画をパソコン画面に映し出した。バーチャル・リアリティー(仮想現実)の専用機器を使えば、世界中どこにいても、下北ツアーの気分を味わえる。

 地元の若者の雇用創出、外国からの観光客誘致など、古里の活性化へアイデアを提供している。「交通の便の悪さを逆手にとって、下北の奥ゆかしさを魅力として発信したい。海産物も野菜も、素晴らしいものがありますから」