3年ぶり7度目の優勝を果たし喜ぶ青森ジャイアンツの選手ら
【決勝・長者レッドソックス-青森ジャイアンツ】3回裏、青森ジャイアンツ1死三塁、津嶋が左越えの適時二塁打を放ち、3点目を挙げる(写真右)投げては毎回の10奪三振で1失点に抑え完投した(写真左)=青森市の大進建設スポーツ広場

 第11回東奥日報杯争奪リトルリーグ野球県大会(青森・弘前リーグ、東奥日報社主催)は12日、青森市の大進建設スポーツ広場(市スポーツ広場)で、1回戦から決勝までの全4試合を行った。3年ぶり7度目の栄冠を手にした青森ジャイアンツ(青森・弘前リーグ)は持ち前の打線が好調。1回戦、決勝いずれもコールド勝ちで相手を圧倒した。最優秀選手賞には、決勝戦で投打にわたって活躍した主将・津嶋が選ばれた。前回覇者の湊オーシャン(八戸リーグ)は1回戦、4-4の同点から規定による抽選で敗退。3位決定戦に回り、八戸北リトル(八戸リーグ)との打撃戦を制した。

<「エースで4番」誕生日に花/MVP津嶋>

 「エースで4番」の称号に恥じぬ存在感を、青森ジャイアンツの主将・津嶋が決勝戦で見せつけた。3年ぶりとなるチームの優勝に貢献、この日13歳の誕生日に自ら花を添えた。

 打っては初回1死二塁で、長者レッドソックスの先発・田口から、詰まりながらも中前へチーム2点目の適時打を放つと、三回にはボール気味の球をうまく流し打ちして左越え適時二塁打。先頭打者として迎えた五回には思い切りの良いスイングで、この回コールド勝ちの口火を切る中越えの二塁打を放った。

 本人が「一本足打法」と話す独特の打撃フォームは3月に採り入れたという。「ボールを(バッターボックスの)前でとらえることを考えてスタイルを変えた」。1日300スイング以上の練習が結果として表れた。

 投げては伸びのある直球に、この日調子が良かったカーブを織り交ぜ、長者打線から毎回の10奪三振。投打にわたる活躍に「100点に近いかな」とはにかんだ。

 「普段通りの力を発揮すれば心配ない。球数が多いので、直球のコントロールをしっかり制御してくれれば」とさらなる成長を期待する野呂監督。チームは前回優勝した2016年に5連覇を達成しており「復活につながればいいね」と上機嫌だった。