弘前大学は昨年11月、新たな東京事務所を港区西新橋に開いた。弘前市出身の村川菜々実さん(31)=都内在住=は現在ただ1人常駐する職員。「今は文部科学省の審議会などを傍聴し、その内容を大学に報告するのが主な仕事です」と話す。

 新事務所はオフィスビル内にあり、ミーティングスペースや広報コーナーを備える。省庁やJR新橋駅に近く、利便性が良いのが強みだ。4月からは人員を増やし、学内の研究シーズ(事業化の種)と企業とのマッチングや、教員や学生の首都圏での活動支援を本格化させる。

 村川さんは昨年4月から弘大に勤務。「弘前は自分の地元であり、好きな街。大学(の発信)を通して弘前のことも広く知ってもらいたい」と語る。