東奥日報新町ビル めぐる文様展きょう開幕 紙が紡ぐ息づかい

 読み終えた新聞紙が一本一本のこよりになり、それが幾重にも重ね合わされて実物大の動物作品に生まれ変わる―。東奥日報新町ビルNew’s開館記念「めぐる文様─新聞紙から生まれる命」展(東奥日報社、東奥日報文化財団共催)が5月3日から青森市新町2丁目の同ビル3階New’sホールで開かれる。開幕に先立ち、5月2日は開幕式と内覧会が行われた。

新聞紙を材料にしたナマケモノなど多彩な動物の作品に見入る関係者(本社撮影)

 

 

 

 

 

 

 

 「HITOTSUYAMA .STUDIO」の作家・一ツ山チエさんと作家兼ディレクターの玉井富士(とみじ)さんが制作。4月の公開制作で多くの市民が作業を手伝った、高さ4・8メートルのアフリカゾウをはじめナマケモノ、本県にちなんだ鯵ケ沢町の人気犬「わさお」やフクロウ、カモシカ、サル、白鳥など約40点を展示する。
 開幕式で塩越隆雄代表取締役社長は「文化・情報の新たな発信拠点として、その門出にふさわしい展覧会となった」とあいさつ。関係者がテープカットで開幕を祝った。
 玉井さんは「縄文時代から続く青森県の自然美の文様と、日々人々の暮らしを記録する新聞の文様、その紙面をこより、積み重ねてできる文様がリンクし、地層のように堆積するアートを体感してほしい」と語った。