藤崎町出身のフリーアナウンサー若山多香子さん(58)が14日、東京都三鷹市の太宰治文学サロン主催の朗読会で、小説「津軽」を披露した。弘前市で活動したフリーライター清水典子さん(59)=ともに都内在住=の協力を得て、太宰研究家だった故・小野正文さんによる解説を組み込んだ構成。太宰が弘前の街について解説する部分と、子守のたけとの再会の部分を選んで朗読した。

 この日は太宰が疎開先の津軽から三鷹に戻ってきた日(1946年)。「小野先生は私の母校(弘前中央高校)の校長も務めた方。私たちらしい朗読会ができました」