羽田空港近くにある日本航空(JAL)の整備工場。弘前市出身の整備士・對馬一成さん(28)=千葉県在住=は飛行機の車輪や翼、操縦かんの点検・修理を担当している。

 進路を定めたのは弘前工業高校3年のとき。父親がかつて自動車の整備士だったこともあり、子どものころからメカ好きだった。「どうせなら機体がでかいぶん夢も広がる飛行機をやってみようと思った。飛行機は大きすぎて1人では直せない。大事なのはチームワークです」と笑う。

 機械に囲まれ機械と対話する日々。「マニュアルをしっかり守って整備すればちゃんと動いてくれる。それがうれしい。逆に言うと、機械は正直なので、整備にまずい点があれば事故に結びつく。機械にうそはつけません」