青森県初記録のコケ植物や幕末刊行の日本地図などが展示される企画展「新収蔵2019」

 青森市の県立郷土館が近年新たに収蔵した資料を中心に、再評価や新しい知見が得られた資料を紹介する企画展「新収蔵2019」が27日開幕する。東奥日報社共催。石器やイルカ頭骨、幕末刊行の日本地図など青森県関係の考古や自然、歴史、民俗などの資料を幅広く展示・解説する。7月1日まで。

 26日、報道機関向けの内覧会が行われた。考古資料では、鯵ケ沢町から出土した、女性をかたどった柔和な姿が印象的な、仮面をつけた中空土偶を初展示。鼻筋がはっきりしており、文様がないなどの特徴から、縄文時代後期の制作とみられる。

 歴史・美術資料では、鮮やかな紅葉の中を流れ落ちる滝や、夜の橋を描いた舞台背景画が目を引く。戦後に県内外で芝居を演じた「浦部玉枝劇団」の関係者が保管していたもので、台本やレコードなども展示している。

 同館ではこのほか、27日から5月6日まで、ゴールデンウイーク特別企画「キョドフェスGW2019」も実施。ミニチュア土器・土偶作り、普段入れない同館の裏側を紹介するバックヤード巡り、チリンチリンアイス(無料)とともに紙芝居を楽しむイベントなどを日替わりで行うほか、各日の先着50人に同館特製グッズを贈る。

 5月1~5日は観覧無料。観覧料金や開館日時などの問い合わせは同館(電話017-777-1585)へ。