近代五種競技の選手として2度五輪に出場、バルセロナ五輪では監督だった青森市出身の久保晃さん(71)=弘前実業高校卒、埼玉県ふじみ野市=は現在、埼玉県近代五種・バイアスロン連合の理事長を務める。

 近代五種は射撃、フェンシング、水泳、馬術、ランニングの総合力で勝敗を決める。盛んな埼玉でも選手は「三十数人」で、競技人口の増加が急務だ。

 若年者の育成が欠かせないが、「(フェンシングと馬術を除く)近代三種の小中学生の大会はあるが、高校生向けの大会がないのが今後の課題」と言う。

 2020年に迫る東京五輪の準備スタッフにも名を連ねる。「選手、指導者として世界に勝てなかった。夢を捨てきれないから今も競技に関わっているのです」