県内では珍(めずら)しい、歌やダンス、芝居(しばい)をミックスした「ミュージカルダンス」をみんなは見たことがあるかな?「劇団四季(げきだんしき)」の元団員(だんいん)・種市万里子(たねいちまりこ)さんが運営(うんえい)する「万里バレエ・ミュージカルダンススタジオ」(青森市)に通う小中学生約60人が大勢(おおぜい)の観客を前に、元気な歌声と華麗(かれい)なダンスを披露(ひろう)し、会場を沸(わ)かせました。
発表会は3日、青森市の青森市民ホールで開かれました。バレエ2部とミュージカル1部の3部構成(こうせい)。ミュージカル「ライオンキング」や「美女と野獣(やじゅう)」などに出演(しゅつえん)した小中学生たちは、かわいらしいメイクとカラフルな衣装(いしょう)に身を包み登場しました。軽快(けいかい)な音楽に合わせて、スティック(棒(ぼう))や帽子(ぼうし)を使って歌やダンスを披露。芝居では、表情豊(ひょうじょうゆた)かにセリフを話したりと、練習の成果を存分(ぞんぶん)に発揮(はっき)し、観客から大きな拍手(はくしゅ)を受けました。
バレエを始めて1年になる同市浪館(なみだて)小4年の成田優心(なりた・ゆうみ)ちゃん(9)は、スティックを使った難(むずか)しいダンスに挑戦(ちょうせん)。「今回が初めての舞台。お客さんがたくさんいて最初は緊張(きんちょう)したけど、失敗しないでちゃんと踊(おど)れた。ダンスが好きだからこれからも続けたい」。同市千刈(せんがり)小5年の二本柳彩季(にほんやなぎ・さき)ちゃん(10)は、バレエ歴5年。「毎日練習していたからセリフも間違(まちが)わないで楽しく演(えん)じられた。将来(しょうらい)は、ディズニーランドで踊るダンサーになれたらいいな」と笑顔で元気に話してくれました。
楽しそうに踊っている姿(すがた)は、みんなきらきら輝(かがや)いていました。