下町の風情漂う東京・御徒町の商店街の一角で、吉民(よしたみ)整骨院を経営する西海晃斗さん(39)は青森市出身。常連の患者から「痛みから解放された」「先生と話していると元気になる」と評判だ。

 高校卒業後、プロボクサーを目指しながら専門学校に通い、柔道整復師の資格を取った。整体師の道に進むと決め、本県の整骨院で修業を積んでから26歳で上京。9年半前に現在の整骨院を開いた。

 かつてスタッフに辞められ、深く自分自身を見つめ直した体験を持つ。今も技術を磨く一方で、患者や同僚とのコミュニケーションを大切にしている。「体の痛みを訴える方たちには心の悩みを抱えている方も多い。目を見て、その方の立場に立とうと心掛けています」