東奥日報社は、東奥文学賞最終選考委員に芥川賞作家の川上未映子さん(42)を委嘱した。前委員だった長部日出雄さん(青森県弘前市出身)の死去に伴うもので、最終選考委員は川上さんと文芸評論家の三浦雅士さん(同)の2人となる。

 川上さんは大阪府出身。作家としての本格デビューは2007年の「わたくし率 イン 歯ー、または世界」で、08年に「乳と卵」で芥川賞を受賞。その後も「ヘヴン」で紫式部文学賞(10年)、「愛の夢とか」で谷崎潤一郎賞(13年)、「あこがれ」で渡辺淳一文学賞(16年)など多数の賞を獲得している。

 東奥文学賞は、東奥日報創刊120周年を記念して2008年に創設。県内在住者と県出身者を対象に、新人作家を発掘・育成し、本県から文学作品を発信することを目指している。

 第6回の締め切りは20年9月30日で、1次選考、最終選考を経て21年1月1日に東奥日報紙上で大賞受賞作を発表する。大賞賞金は100万円。詳しい応募要項は、近く東奥日報紙に掲載予定。