野辺地町出身の川喜田富久子さん(72)=東京都練馬区=は手染めしたシルクや木綿を重ねたり折ったりして花や葉を表現する「シルキーフラワーアート」の創作者。2011年の個展を最後にするはずだったが、専門の美術書に取り上げられ反響が大きかったため、来年11月にまた個展を開くことになった。

 同アートは、習っていた造花を見た夫の力(つとむ)さんの「額に入れたらきれいだろうな」のひと言で生まれた。力さんは03年に亡くなったが、闘病中も「一生懸命やりなさい」と、創作が手に付かない富久子さんを逆に励ましてきたという。

 個展までに45点ほどを作る。「主人に言われたように、少しずつこつこつと作っていきたい」