東京・銀座の「ギャラリーシアカ」で個展を開いた青森市の画家・森壽男さん(77)。昨夏に神保町のカフェで作品展を行ったが、都内の画廊での個展は約30年ぶりという。

 青森県など東北の風景を描いた約30点を並べた。「昔から、東北を田舎と見下す空気に反発していた。なにを-という思いで描いてきた」。東日本大震災後は、復興を後押ししたいという思いも抱えてきた。

 宇宙の摂理や生命賛歌をテーマにした心象画も展示した。「長い歴史で堆積した膨大な文化が青森にはある。これを表現するのが私の役目と信じ、絵に打ち込んでいく」