東京・北千住で八戸前沖サバを味わえる「炭火焼ごっつり」で料理長を務める、階上町出身の鳥屋部昭彦さん(59)=東京都荒川区。八戸をはじめ、青森県の食材を使って料理をこしらえるときは「子どもの頃に食べた味の記憶を思い出しながら作っている」と語る。

 古里を離れ、もう40年近い。イタリアン、洋食-など都内のさまざまな飲食店で腕を磨いた。自ら店を営んだ経験もあるが、今の厨房(ちゅうぼう)に立って、間もなく4年となる。

 将来の夢を問うと「そんなのないよ」と言いながら、少し考えた後、「おいしい料理を提供できる、小さな店をやってみたい」と語った。