三沢市出身の松浦大樹さん(34)=東京都狛江市=はテレビ番組や映画の音響効果を担当している。せりふや音楽以外の全ての音を映像に合わせて付けていく仕事だ。

 何気ない街並み。犬の鳴き声やバイクのエンジン音が聞こえる。「(画面の)フレームの外で起こっていることを音で表現する。その人のセンスで(作品世界を)どうにでもできる」と醍醐味(だいごみ)を語る。

 ビルの屋上から落ちそうな人のポケットから、たばこやくしが落ちてくるシーン。左右のスピーカーの音量を調整し、落下音があたかも観客に向かって来るように表現した。最近の会心の仕事という。「ハリウッドのやり方も見てみたい。でも、とても忙しくて行けませんね」