八戸市出身のピアニスト高橋靖(きよら)さん(61)=東京都葛飾区=が1日、墨田区の曳舟文化センターホールで約2時間のリサイタルを開いた。

 東日本大震災の復興支援がテーマ。「震災から2年半以上が過ぎましたが、いまだ先行きが見えず、元気を出せない方も多い。音楽で少しでも明るい気持ちになってほしい」と語る。

 ショパンの「幻想即興曲」、リストの「ラ・カンパネラ」に加え、青森市出身の作曲家で、高橋さんの母校・国立音大の名誉教授である田中利光さんの「童愁 第1集<寺町6番地>」を21年ぶりに演奏した。

 また、ベートーベンの「ソナタ ハ短調」に今回初めて挑戦。「ずっとピアノの勉強を続けていて、手をつけていない曲にも取り組みたいと思った」と意欲を見せた。