モダンダンス界の重鎮で、八戸市出身の下田栄子さん(79)が17日、夫の黒沢輝夫さん、娘の美香さんと共に横浜市の慶応大学協生館での舞踊公演「まだ踊る」に出演。いまだ衰えない舞踊への情熱を満員の観客に披露し、喝采を浴びた。

 ここ数年体の具合が悪く、思ったような動きはできない。「2年前の公演が最後」とも思ったが、東日本大震災があり、「被災地に元気を届けるには、私には踊りしかない」と再びステージに上がることを決めた。本番は力強い足取りで観衆を圧倒。「今は疲れて次(のステージを考える)なんて余裕はないけど、見に来てくれた多くの方からまだ大丈夫と言われた。また光が見えたような気がする」