アクセサリーや時計、ポーチなど、おしゃれでかわいい小物がたくさん並ぶ雑貨屋(ざっかや)さん。弘前市(ひろさきし)にある「linkbox(リンクボックス)」の店長平田(ひらた)大地(だいち)さん(27)は、みんなの毎日が楽しくなるような雑貨を販売(はんばい)しています。
平田さんが雑貨屋さんを開いたのは、専門学校(せんもんがっこう)のときに、期間限定(げんてい)でお店を運営(うんえい)するイベントを企画し、「商売って面白い!」と思ったのがきっかけでした。チェーン店とは違(ちが)う、専門店のようなお店にしたいという思いから、手作りの商品をメーンにしたお店をオープンさせました。
linkboxでは、平田さんが作ったものはもちろん、ほかの作家の手作り品も販売しています。お店の内装(ないそう)も平田さんの手作りで、リンゴ箱などを利用したおしゃれな空間です。
店に置く商品を選ぶときには、自分の好みだけでなく、店に来てくれるお客さんの好みも考えて選ぶそうです。「ほとんどの商品が一点もので、どれもこだわりが詰(つ)まったものばかりです。『お給料やお小遣(こづか)いが入ったので来ました』などと楽しそうに言われると、自分の店がお客様のライフスタイルの一部になっていると感じ、とてもうれしいですね」と笑顔で話します。
「最近はインターネットで買い物をする人が増(ふ)えましたが、直接(ちょくせつ)お店に足を運んでもらうと目的外のものに出会う楽しさもありますよ」
小さいときから何かを作るのが好きだったという平田さん。「何事もチャレンジしてみることが大事!」とみんなにアドバイスをくれました。「例えば、難(むずか)しそうに感じるアクセサリー作りも、仕組みが分かれば、だんだんと作れるようになります。誰(だれ)でも最初はゼロからですから」と話してくれました。