みんなも大好きな国民的アイドル、AKB48が1日、青森市のリンクステーションホール青森で『AKB48全国ツアー2013「野中美郷(のなかみさと)、動く。〜47都道府県で会いましょう〜」』の青森公演(こうえん)を行い、満員のファンを熱狂(ねっきょう)させました。
コンサートに出演(しゅつえん)したのは、AKB48のうち、チームBのメンバー16人です。チームBは梅田彩佳(うめだあやか)さんをリーダーに、小嶋陽菜(こじまはるな)さん、柏木(かしわぎ)由紀(ゆき)さん、島崎遥香(しまざきはるか)さんなどの人気メンバーが所属(しょぞく)するチームです。かっこいい衣装(いしょう)やセクシーな衣装で「フライングゲット」、2月に発売されたばかりの「So long」など全21曲を披露(ひろう)し、観客を魅了(みりょう)しました。
おととしもコンサートで青森に来たという柏木由紀さんは、「前回は青森公演が一番盛(も)り上がった気がする。今回も盛り上がっていきましょう」と、観客を興奮(こうふん)の渦(うず)に巻(ま)き込(こ)みました。
また、曲と曲の合間には、エイプリールフールにちなんだトークも。小嶋陽菜さんは「私(わたし)は昔リレーの選手だった」をうそエピソードを披露して会場を沸(わ)かせました。
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AKB48チームBの梅田彩佳(うめだあやか)さん、野中美郷(のなかみさと)さん、大場美奈(おおばみな)さんの3人が、コンサート直前にインタビューに答えてくれました。
チームリーダーの梅田さんは「青森は初めてでワクワクしています。以前青森でのコンサートに出演(しゅつえん)したことのあるメンバーが、『青森のファンは盛(も)り上がり方がすごい』と言っていたので、楽しみです」と笑顔で話しました。
野中さんは「握手会(あくしゅかい)で会った東北のファンの方々に、東北にも来てほしいと言われていたので、やっと来られたという思いがあります。東北のみなさんは笑顔がすてきという印象があります」と話しました。
大場さんは青森の食べ物について、「いちご煮(に)を食べてみたい」と話し、「果物のイチゴが入っていると思った」という梅田さんと野中さんを驚(おどろ)かせていました。
震災復興(しんさいふっこう)の一環(いっかん)として、被災地(ひさいち)でのコンサートも行ってきたAKB48のメンバー。青森公演でも復興応援(おうえん)ソング『掌(てのひら)が語ること』を披露(ひろう)するにあたり、梅田さんは「できることは微力(びりょく)だけど、ずっと東北のみなさんとつながっている、忘(わす)れていないという気持ちを持って歌います」とリーダーらしくきっぱり語りました。