■ 風間浦村/アンコウ 村のシンボル (2013年4月2日掲載)

風間浦鮟鱇まつりで「雪中切り」実演の前にアンコウを見せる地元の料理人・佐賀敏一さん=2月10日、風間浦村下風呂漁港
 

 風間浦(かざまうら)村は、アンコウという魚で観光客を呼(よ)び、村を元気にしようと頑張(がんば)っています。

 津軽(つがる)海峡(かいきょう)に面している同村は、アンコウの水揚(みずあ)げが毎年100トン前後と多い地域(ちいき)。アンコウのいる所が漁港から近いほか、魚を傷(きず)つけにくい方法で捕(と)るので、生きたまま捕れることも多いのです。だから刺(さ)し身(み)で食べられるほど新鮮(しんせん)です。

 アンコウは、関東などで人気がある高級な魚です。このため、新鮮な風間浦産を全国に売(う)り込(こ)もうと、村役場や商工業、観光の関係者などが「ゆかい村鮟鱇(あんこう)ブランド化戦略(せんりゃく)会議」(駒嶺剛一=こまみねごういち=会長)を結成。2009年度から同村の下風呂温泉(しもふろおんせん)郷(きょう)にある多くの旅館・ホテルで、アンコウがおいしい時期を迎(むか)える12〜3月にアンコウフルコース料理を提供(ていきょう)しています。また、毎年冬に「風間浦鮟鱇まつり」を開いています。雪の上でアンコウをさばく「雪中(せっちゅう)切り」を観光客に見せたり、にぎりずし、汁(しる)を安い価格(かかく)で提供したり、今年2月のまつりも大人気でした。むつ市から来た村井利喜(むらいとしゆき)君(当時大湊=おおみなと=小学校2年)は「アンコウ汁がとってもおいしい」と喜んでいました。

 「アンコウに取り組む前、冬場は観光客がほとんど来なかった」と、村観光協会の金森一規(かねもりかずのり)会長(60)。でも、今は冬も観光客が目立つようになりました。同協会の長谷雅恵(はせまさえ)副会長(54)は「アンコウを食べに来たのをきっかけに、夏場も来てくれる人もいる」と、夏の観光にもいい影響(えいきょう)を与(あた)えていることを実感しています。


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