3月中旬から4月初旬まで東京・日本橋の画廊で、自身3年ぶりの個展を開いた七戸町出身の成田朱希(あき)さん=千葉県佐倉市在住。「純粋であるがゆえの子どもの狂気を表現したかった」と話す通り、体を丸めて強烈な視線を送る少女の油彩画など計29点を並べた。

 創作の原点は七戸町で過ごした少女時代。漫画を描いたり映画を見たりしながら、幻想の世界を膨らませたという。中学生のころ寺山修司の作品を知り、強い影響を受けた。

 「七戸町での経験がなければ今の作品はなかった。静かな雪景色の中を歩くことで、ファンタジーをかき立てられた」