津軽こぎん刺し作家の貴田洋子さん=大鰐町出身、埼玉県所沢市在住=は、埼玉県立近代美術館(さいたま市)で開催中の「県展」(21日まで)に「ふるさと・あのころを舞う」を出品。おなじみのモチーフ「八咫烏(やたがらす)」が8羽、作品の中を自由に舞っている。

 同展と、日本現代工芸展、日展の3展覧会は「私にとって、作品そのものの向上と勉強の場であり、私自身が成長する場」と話す。

 「生活の中でこぎん刺しを生み出した津軽の先人がいるから、今の自分がある。先人と同じ思いで、こぎん刺しの美しさを守り、未来につなげたい」