埼玉県所沢市で開かれた「第2回ところざわ学生映画祭」で、青森市出身の高坂聖太郎さん(23)監督作「upland」がグランプリに輝いた。日本大学芸術学部の卒業制作として発表したもの。男性2人のはかない恋愛がテーマで、「高台」を表すタイトルに、主人公の人間的成長という意味も込めた。

 性的少数者が登場するが、社会的メッセージを前面に出すよりも、人が人を思う気持ちや運命のすれ違いを自然体で描く手法を採った。現在は情報科学芸術大学院大学(岐阜県)で学ぶ。「劇映画の枠にこだわらず、総合的な映像作家になりたい」