青森市出身の洋画家・佐藤善勇(ぜんゆう)さん(75)=八王子市在住=はこの夏、油彩画約200点を掲載した画集を出版し、銀座で刊行記念展を開いた。絵を学ぼうと上京して53年。「一度決めたことをやり遂げようと、じょっぱり(強情っぱり)根性でやってきた」と画家生活を振り返る。

 北海道・小樽やヨーロッパの街並みを多く描いてきたが、原点は故郷の風景だという。画集には青森市内のほか、竜飛崎周辺の風景画も収められている。「安方、古川など青森市内は描きたいと思う場所が多い。人間のにおいのする港町に魅力を感じますね」