雪が積もった青森市街地、JR津軽線の沿線風景…。温かなタッチの油彩や水彩22点が並んだ。青森市出身の田沼達子さん(66)=旧姓・駒井、東京都清瀬市在住=は、2度目の個展を9月上旬に東京・京橋で開いた。「60歳を過ぎて故郷の風景を題材にすることが多くなった」と話す。

 上京して看護師になり、31歳で本格的に創作を始めた。今も東村山市の病院に勤務している。「働きながら絵を続けられたのは、家族や仲間の協力があってこそ」と感謝しながら、「これからは社会問題を投影した絵を描きたい」と意欲を込める。