昨年春の第88回国展(国画会主催)で新会員に推挙された6人による「新会員展」が17日まで、東京・銀座の井上画廊で開かれた。

 本県からはむつ市の菊池時男さん(63)が100号2枚分の大作「春・二人」を出展した。オレンジや黄の暖色を使った柔らかで膨らみのあるタッチを駆使し、冬の寒さから解放された生命の温かな息吹を表現した。

 菊池さんは23歳ごろから国展に出品。念願の会員となったが、「昔はそこまでなるとは思っていなかった。続けていればいいこともある」とほほ笑む。

 「会員にふさわしい作品を作らないといけないし、同時に絵を描くことを楽しまないと」。あくまで自然体を強調する。現在、次の国展に向け幅3メートル40センチ、高さ2メートルの大作を制作中。