青森市出身の写真家・柿崎真子さん(38)=横浜市在住=は11月下旬、横浜市内のギャラリーで自身4度目の個展を開いた。「よく『海外で撮ったの?』と聞かれますが、全部青森県内での撮影です」とほほ笑む。会場には、真摯(しんし)な目線で自然を切り取った13作品が並んだ。

 普段は雑誌や書籍用に料理の写真を撮る仕事をし、帰省の際に仏ケ浦などを回りシャッターを切った。「人間の力が及ぶ前、はるか昔から存在するものの生命力を撮りたい。作品にタイトルはついていませんが、今残っているものと消えていったものの境界を表現できたら」