日本芸術院会員の画家大津英敏さん(70)=鎌倉市在住=の作品展が、21日まで東京・多摩市の多摩美術大学美術館で開かれている。

 大津さんは、2009年9月から約1年にわたり本紙など全国の地方紙に掲載された堺屋太一氏の連載小説「三人の二代目」の挿絵を担当した。

 同展では、原画のうち9点を見ることができる。このほかパリの風景や家族を描いた油彩画など、約50年の画業を振り返る90点が並ぶ。

 昨年12月には文化庁の「子ども 夢・アート・アカデミー」の講師として碇ケ関中学校を訪れ、水彩画の指導をした。「子供たちも明るくて、喜んで描いてくれた。昔のように学校で美術や音楽の時間がもっと増えてくれれば」と笑顔で語る。