八戸市出身でニューヨーク在住の画家前原邦彦さん(51)が7月、東京・日本橋の「ギャラリーツープラス」で、武蔵野美術大在学時の同級生・吉田孝之さんとの二人展を開いた。

 一時帰国しての作品展はおよそ10年ぶりという。八戸高校、武蔵野美大を経て1988年に渡米。現在は額装師として働きつつ、画業にいそしんでいる。

 今回は近作15点とドローイング作品を展示。明るい色調の抽象画の数々が、訪れた人の目を楽しませた。制作時は即興を重んじ、「海辺のサーカス」「月の魚たち」といった題名は、完成後の印象をもとに付けるという。

 「抽象画も、いろいろな作品を体験していくと、“見分け”がつくようになって、鑑賞するのが楽しくなります」と魅力を語る。