青森市出身の画家佐藤善勇さん(73)=東京都八王子市=はこのほど、東京・目黒のギャラリーランクスアイで、個展「ヨーロッパの風景を中心に」を開いた。

 1993年から10年間、イタリアやフランスなど欧州各国で描きためたスケッチを基に制作した油彩38点を展示した。「人間の生活感の息吹が風景にも感じられるように」との思いを絵筆に込めた。スケッチ帳をめくると、当時の感覚が今でも鮮明によみがえってくるという。

 これまで小樽の風景などにも力を注いできたが、「東京に住んでいながら、大都会の風景を描いていないことに気づいた」。3年ぐらい描きためて、個展ができればと考えている。「固い頭じゃいけないからね」と笑みを見せた。