食で故郷復興を支えたい。地場産品をふんだんに使ったラーメンに取り組む木村さん
木村さんの自信の品は、地元の味にこだわった醤油ラーメン
東日本大震災の津波は八戸市市川町に大きな被害をもたらした。同町にある多賀小学校のグラウンドにも津波が流れ込んだ=2011年3月11日(八戸市提供)

 「みんなほんとに生きてんの」。青森県八戸市市川町出身で札幌市に住んでいた木村瑛基さんは、やっとつながった実家への電話で家族の無事を確認し胸をなで下ろした。東日本大震災の津波が市川町を襲った2011年3月11日から数日後だった。実家は津波で1階の天井まで濁水に浸った。遠くに住み何もできない自分が情けなかった。いつか家族に、故郷に恩を返す。木村さんは震災を機に一念発起し、ついに昨秋、八戸市内にラーメン店を開店した。外食産業で地元雇用を増やし、故郷の復興を後押ししたい。木村さんは夢を膨らませる。

東奥日報デジタルポートに入会されると記事全文がご覧になれます。