弘前市出身の書家・成田真洞さん(静岡県沼津市)がこのほど、東京・銀座の鳩居堂画廊で第7回作品展を開いた。

 成田さんは弘前高校・東京学芸大書道科卒業。36年間、高校教師を務めた。

 書道愛好家でつくる研究会「研心会」を主宰し37年目。伝統的な書道の表現の幅を広げようと活動を続けている。

 「多経文-レクイエム-(東日本大震災で逝かれた多くの尊い命に捧げる鎮魂)」「自作の歌(心情)」など28点展示。「今回は、抽象的な図象と言葉・文字の融和ということを中心に据えて制作した」と成田さん。

 個展は4年に1度オリンピックの年に開く。成田さんは「いつも、現代書のあり方としての書表現を模索している」と話していた。